ISO17025

1.1 この規格は,サンプリングを含め,試験又は校正を行う能力に関する一般要求事項を規定する。

この規格は,規格に規定された方法,規格外の方法,及び試験所・校正機関が開発した方法を用いて

実施される試験及び校正を含む。

1.2 この規格は,試験又は校正を実施するすべての組織に適用できる。これらの組織は,例えば,第一者,

第二者及び第三者の試験所・校正機関を含み,また,検査及び製品認証の一部をなす試験又は校正を

行う試験所・校正機関を含む。

この規格は,職員の数又は試験・校正活動の範囲の大小に関係なくすべての試験所・校正機関に適用

できる。

ある試験所・校正機関がこの規格に含まれる活動の一つ又は幾つか,例えば,サンプリング,新規の方法の

設計・開発のような活動を請け負わない場合には,それらの項目の要求事項は適用されない。

1.2 この規格の注記は,規定内容の明確化,事例及び指針を与えるものである。注記は,要求事項を含まない。

また,この規格の必す(須)部分を構成するものではない。

1.4 この規格は,試験所・校正機関が品質上,管理上及び技術上の運営のために自身のマネジメントシステムを

開発するに当たって使用するためのものである。

試験所・校正機関の顧客,規制当局及び認定機関が,試験所・校正機関の能力を確認又は承認するに当たって

この規格を使用してもよい。

この規格は,試験所・校正機関を認証するための基礎として使用することを意図していない。

注記1 この規格における“マネジメントシステム”という用語は,試験所・校正機関の運営を統括する

品質上,管理上及び技術上のシステムを意味する。

注記2 マネジメントシステムの認証を登録と呼ぶことがある。

1.5 試験所・校正機関の運営に関する法令上及び安全上の要求事項への適合は,この規格には含まれていない。

1.6 試験所及び校正機関がこの規格の要求事項に適合している場合,その試験・校正活動に関して,JIS Q9001の

原則を満たす品質マネジメントシステムを運営しているであろう。

附属書Aに,この規格とJIS Q9001との項目対照表を示す。

この規格は,JIS Q 90Olには含まれていない技術的能力に関する要求事項を含んでいる。

 

 

ここで紹介させて頂いているISO17025品質マニュアルは、私が過去から最近までISO17025のコンサルをして、その中で出来上がったものです。

 

下記にご紹介しているISO17025の取得のコンサルにおいても、皆様にご案内している品質マニュアルを最初の作成に取り掛かる時に提供している基本的なISO17025品質マニュアルです。

 

私の今までのISO17025指導の中で作り上げたものです。

 

下記の審査においても、審査員様から大変褒められました。それは,ほかの審査をした会社のマニュアルは、こんなところが全然なかったと比較されて言われました。

 

皆様、品質マニュアルをはじめ、ほかの管理文書、手順書、記録様式等、一式作成されるのは大変で、苦労すると思いませんか?

 

また、全文書を完成させるのにどのくらいの期間で出来上がると思いますか?

 

半年で出来上がりますか? 皆さんが一から作られて6ケ月以内で作れるとは思いません。

皆さんそう思いませんか?

 

それだったらある程度完成しているISO17025品質マニュアルをたたき台として使ってみませんか?

 

下記にISO17025取得を1年で成し遂げられた企業様は、この品質マニュアル等の早期完成ができたので、1年間でISO17025の取得が可能になったのです

 

 

令和3年12月より1年間、令和3年11月に関東で指導させて頂いた企業様が無事、認定登録審査を受けられ、不適合1件という素晴らしい成績でISO17025を取得されました。

コロナ禍の令和3年12月の取得へのスタート。指導に当たってどのような指導をしていけば

良いのか?考える方法はなし。経験したことのないコロナ禍。全国が不安の最中。いろいろな情報がテレビから流されてくる。

さしあたり、ZOOMを使ったリモートによる月3回(午前10時から12時)の指導を開始。

それでも冬の季節のためコロナによる感染は広がるだけ。よって年を明け1月から3月まで

このままのZOOMによる指導が続きました。しかし、9月に初回審査が組まれているので

どうしても、4月からは現地審査も入れないとまずい。

よって4月からは、月1回の現地指導と、2回のリモート指導を組み合わせ指導することにしました。

このISO17025の取得は、大変敷居の高い、難しい内容を含んだもので、多くの企業様が挑戦されるが、挫折される(途中でISO17025の取得をあきらめられる)。

私も長年、このISO17025の取得の指導をし、取得を目指される企業様と共に、多くの時間

(コロナ禍の前は、指導期間2年、現地指導訪問回数30回(1回⇒朝10時より夕方4時まで))を使い、お互い長期期間がんばりました。

 

これからISO17025の取得を目指す企業様へ

取得するためには、取得を目指すチーム(部門)の全員の協力、取り組みが必要になります。

皆様は、ISO17025を取得するために、一生懸命取り組みされる気持ちは大いにあると思います。ただここで問題なのが、今までの通常業務を行いながら、取り組まなければならないということです。

よって忙しい中でのISO17025の取得において大事なのは、やはりいつまで取得するという確固たる計画、中心となるリーダーシップを持った人への任せ、そして全員の協力、最後にコンサルとの相性です。

 

多くのISO17025取得をあきらめた企業様の二の前にならないためにも、コンサルの導入をお勧めします。